ダウ理論でわかるトレンド転換の見抜き方|“だまし”を避ける波形の基本

ダウ理論でわかるトレンド転換の見抜き方|“だまし”を避ける波形の基本

チャート分析 ダウ理論 初心者向け

トレンドがどのように転換するのかを理解すると、「今は買いか売りか」の判断がはっきりします。
今回は、ダウ理論をベースに「本物の転換」と「だまし」の違いを図でわかりやすく解説します。

ダウ理論の基本構造

ダウ理論では、高値と安値の切り上げ/切り下げの関係でトレンドを判断します。

  • 上昇トレンド:高値・安値が切り上がる
  • 下降トレンド:高値・安値が切り下がる

この流れが反対方向に崩れた瞬間がトレンド転換です。

正常なトレンド転換パターン

下落トレンド中に「戻り高値」を上抜け、その後軽く押して再上昇する3段の波が最も自然な転換の形です。

戻り高値
上抜け → 押し → 続伸の三段構成。最も自然で信頼性の高い転換パターン。

だまし(フェイク転換)パターン

見た目は似ていても、戻り高値を超えないまま失速した場合は「だまし」です。
一時的に安値を切り上げても、戻り高値を明確に抜けなければ上昇転換とは言えません。

戻り高値 最高値 ① 届かない ② 二回目も届かない
届かない → もう一度届かない → 下落。これは「転換に見えるが実は未達=だまし」の典型例。

青線は一見「転換したように」見えますが、戻り高値を1回も超えていないため、下降トレンドは継続しています。

チェックポイント:
✔ 戻り高値を終値で明確にブレイクしたか?
✔ ブレイク後に再テストで支持化したか?
✔ 安値切り上げ・押し目形成ができたか?
→ どれか欠けると “だまし” のままです。

まとめ|“上抜け確定”を待つのが安全

  • 戻り高値を上抜くまで下降トレンド継続。
  • 未達のままの上昇はだましになりやすい。
  • 上抜け → 押し目 → 再上昇 まで待ったほうが勝率が高い。
補足: 焦ったエントリーほど負けが増えやすいです。構造崩壊(戻り高値上抜け)を確認してからが安全。

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